クラレは急落、24年12月期の業績下振れ着地を嫌気
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クラレ<3405.T>は急落している。同社は12日午前11時、24年12月期の連結決算を発表。売上高は前の期比5.9%増の8268億9500万円、経常利益は同18.0%増の814億8000万円、最終利益は同25.3%減の317億2400万円となった。ともに計画に対し下振れをして着地したほか、今期の業績予想で示した利益水準についても物足りなさが意識され、売りが膨らむ格好となった。前期の最終利益に関してはメタアクリル事業での減損損失に加え、その他事業に関連する減損損失、固定資産廃棄損の計上もあり、想定を下回ることとなった。25年12月期の売上高予想は前期比4.0%増の8600億円、最終利益は同41.8%増の450億円を計画。年間配当予想は前期と横ばいの54円とした。 出所:MINKABU PRESS