ユニチカ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で63%の赤字

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決算

 ユニチカ <3103> [東証P] が2月12日午前(11:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は243億円の赤字(前年同期は28.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の103億円の赤字→240億円の赤字(前期は54.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を62.8%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.5億円の赤字→141億円の赤字(前年同期は50.3億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は145億円の赤字(前年同期は24.5億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-2.9%→6.4%に急改善した。

株探ニュース

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