外為サマリー:一時153円20銭台に上伸、米金利上昇と株高が支援材料
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12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円19銭前後と10日の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル高・円安となっている。 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円49銭前後と前日と比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で「利下げを急ぐ必要はない」との考えを改めて表明したことなどから152円61銭まで上伸する場面があった。 11日に米長期金利が上昇したことで日米金利差の拡大が意識されやすく、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。日経平均株価が続伸して始まったことを受けてリスク選好的なドル買い・円売りも流入し、午前9時50分すぎには一時153円22銭をつけた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0357ドル前後と10日の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円66銭前後と同1円70銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS