ジオコード急騰、時流を反映しネット広告関連への注目度高まる◇

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 ジオコード<7357.T>がマド開け急騰、一時11.6%高の730円まで一気に駆け上がる場面があった。全体相場は決算プレーによる個別株物色が活発だが、事前コンセンサスとの比較で好決算でも売られるケースがあるなど、一般投資家はAIトレードに振り回されるパターンも少なくない。そのなか、決算発表通過後のイレギュラーな値動きが一巡した後の小型材料株の一角に根強い物色ニーズが観測される。同社株はネットマーケティングを展開し、検索上位表示対策(SEO対策)やWeb広告やサイト制作、クラウド型業務支援アプリの提供などを行っており、業績も回復基調をたどっている。フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>がコマーシャル出稿の見合わせが相次ぐなどで今期業績見通しを大幅下方修正したが、これは特殊事情としても、他の民放各局も広告出稿需要の先細りが懸念される環境にある。代わってネット広告の隆盛に拍車がかかるとの見方もあり、同社株はその関連銘柄の一角として頭角を現している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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