テックファムは気配値で株価水準切り上げる、新規大型案件寄与で今期営業2.3倍化へ
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テックファームホールディングス<3625.T>は寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値で株価水準を切り上げる展開。先端技術を駆使したアプリの受託開発を主力とし、人工知能(AI)分野などでも強みを発揮している。前週末7日取引終了後に25年6月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の4億円から5億5000万円(前期比2.3倍)に増額した。複数の新規大型案件を受注したことで売上高が増加し、投資負担をこなして利益の伸びが会社側の想定を上回って推移しており、株価も強く刺激される格好となった。600円台と値ごろ感があるうえ、PERも16倍前後と割高感もなく、個人投資家を中心とした短期資金が値幅取り狙いで攻勢をかけている。 出所:MINKABU PRESS