外為サマリー:一時150円90銭台に軟化、約2カ月ぶりのドル安・円高水準

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為替

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円35銭程度のドル安・円高となっている。

 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円41銭前後と前日に比べて1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。日銀による早期の追加利上げ観測に加え、同日に発表された米経済指標が弱い内容だったことから一時151円24銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場もドル売り・円買いが優勢となっている。総務省が朝方発表した24年12月の家計調査で、2人以上世帯の消費支出が実質2.7%増と5カ月ぶりのプラスとなり、日銀の追加利上げを後押しする材料と受け止められているもよう。また、日経平均株価の反落を受けてリスク回避的なドル売り・円買いが入りやすく、ドル円相場は午前9時20分すぎに150円96銭と約2カ月ぶりの水準をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0378ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0001ドル程度のユーロ安・ドル高とほぼ横ばい。対円では1ユーロ=156円94銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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