<動意株・6日>(前引け)=AZ丸和HD、Kudan、ミガロHD

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 AZ-COM丸和ホールディングス<9090.T>=マド開け急伸。5日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比5.0%増の1576億4400万円、経常利益は同22.1%減の94億200万円だった。一方、10~12月期において経常利益は同6.0%増と増益に転じた。第3四半期累計の経常利益の通期計画に対する進捗率は80%とあって、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。EC常温3PL事業では大型物流センターが順次開設された効果に加え、新たな取引先を獲得。更に、大型セールに伴う年末物量の増加も寄与した。

 Kudan<4425.T>=上値指向強め3日続伸。この日の寄り前、米フォックス・スポーツ・プロダクションズ社が、Kudanの最先端SLAM技術を搭載したAR(拡張現実)放送向けロボットカメラの商用販売を決定したと発表しており、好材料視されている。現地時間2月9日に開始される米国最大級のスポーツイベント「スーパーボウルLIX」で初披露される予定で、Kudan独自の高精度3D LiDAR SLAMトラッキングソフトウェアを組み込んだロボットカメラによる次世代AR演出により、臨場感あふれるスポーツエンターテインメント体験を提供するとしている。

 ミガロホールディングス<5535.T>=上昇加速でストップ高。東京23区や横浜など都市エリアに特化した投資用マンション開発を展開しており、不動産市況の上昇を背景に中古ワンルームマンションの販売などが好調で足もとの収益の伸びが顕著となっている。5日取引終了後に発表した24年4~12月期決算は営業利益が前年同期比4%減の23億4300万円と減益ながら、対通期進捗率は88%台に達した。更に10~12月期でみると営業利益は前年同期比2.7倍と高水準の伸びを示していることで、これを材料視する形で投資資金の流入が加速する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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