浜井産、今期経常を30%下方修正、今期配当を見送り

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決算

 浜井産業 <6131> [東証S] が2月5日大引け後(18:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→2.8億円(前期は8.6億円)に30.0%下方修正し、減益率が53.5%減→67.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億円→1.8億円(前年同期は3.9億円)に39.2%減額し、減益率が22.9%減→53.1%減に拡大する計算になる。

 同時に、TOBに伴い、従来35円としていた今期の期末一括配当を見送る方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  直近の業績動向に鑑み、原材料代・部品代・外注加工費・人件費等の想定以上の値上がりによる原価の上昇を生産性向上で吸収できず、収益を下押ししました。また、本日同時に発表させていただいたMBOの実施に伴う諸費用の支出もあることから、2025年3月期の業績予想につき、修正させていただきます。(注)本資料に記載されている業績予想見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。 また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けへの応募を推奨する旨を決議いたしました。 なお、当該取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続きを経て当社を非公開化することを企図していること、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです(詳細については、当社意見表明プレスリリースをご参照ください。) 当社はこれまで、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識し、継続的に配当を行ってまいりましたが、本公開買付けにおける買付け等の価格は、2025年3月期の期末配当が行われていないことを前提として総合的に判断・決定されていることに加え、本公開買付けに応募する株主の皆様と本公開買付けに応募しない株主の皆様との間に経済的差異が生じる可能性があるため、株主の皆様の間で公平性を確保する観点から、当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2025年3月期の配当予想を修正し、2025年3月期の期末配当を行わない方針とすることを決議いたしました。 なお、本公開買付けが不成立となることが明らかとなった場合には、当社は、その後の配当政策(2025年3月期の期末配当の方針を含みます。)について、速やかに決定の上、配当予想の修正について改めてお知らせいたします。

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