外為サマリー:一時153円10銭近辺へ円高進行、日銀の追加利上げ観測が強まる

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為替

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円42銭前後と前日午後5時時点に比べ1円90銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円20銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では154円10銭近辺で推移していたが、同9時30分過ぎには154円台を割り込み、午後0時40分過ぎには153円10銭前後までドル安・円高が進んだ。この日発表された毎月勤労統計は、1人当たりの現金給与総額が市場予想を上回る強い内容となり、市場には日銀による追加利上げ観測が浮上した。衆院予算委員会で赤沢亮正経済再生担当相が、足もとは「インフレ状態」と認識を示したことも利上げ観測を後押しした。ドル円相場は昨年12月中旬以来の153円前半までドル安・円高が進んだことを受け、午後には一時153円50銭近辺まで値を戻す動きもみせた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0377ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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