高千穂交易が4日ぶり反発、第3四半期営業利益は39%増で着地

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 高千穂交易<2676.T>が4日ぶりに反発している。4日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算が、売上高196億4800万円(前年同期比3.6%増)、営業利益13億6200万円(同39.0%増)、純利益10億7100万円(同4.8%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。

 クラウドサービス&サポートセグメントで、ライセンス数の積み上げや大口顧客の新規獲得があったほか、保守事業で価格改定の取り組みにより収益性が改善したことが寄与した。また、システムセグメントで外資系企業オフィス向けセキュリティーシステムの売り上げが伸長したほか、前期の防火システム事業の一過性費用が剝落したことも貢献した。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高269億円(前期比6.6%増)、営業利益20億5000万円(同39.9%増)、純利益14億9000万円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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