三菱電機が反落、インフラ事業が牽引し4~12月期営業37%増益も織り込み済みか
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三菱電機<6503.T>は反落。2500円台をゾーン下限とするボックス相場を続けてきたが、足もとはそこを下抜ける想定外の値動きとなっている。4日取引終了後に25年3月期第3四半期(24年4~12月)の決算を発表、営業利益は前年同期比37%増の3035億5500万円と大幅な伸びを達成した。電力機器や防衛などインフラ事業が好調で全体収益の押し上げに貢献した。また、昨年10月の物流子会社株式譲渡に伴う利益の上乗せ要因も加わった。通期業績予想については売上高のみ小幅に増額、従来予想の5兆3900億円から5兆4000億円に上方修正した。営業利益、経常利益、最終利益は従来予想を据え置いたことで、これが目先筋の売りを誘った形となったようだ。 出所:MINKABU PRESS