佐藤商、今期経常を1%上方修正、配当も5円増額

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決算

 佐藤商事 <8065> [東証P] が2月4日後場(13:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.1%増の53.4億円となった。
 併せて、通期の同利益を従来予想の68.5億円→69.5億円(前期は72.9億円)に1.5%上方修正し、減益率が6.1%減→4.7%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の38億円→39億円(前年同期は41.7億円)に2.6%増額し、減益率が8.8%減→6.4%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の68円→73円(前期は73円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.8%増の22.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.5%→2.8%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期の通期連結業績予想につきましては、持分法による投資利益や受取配当金の増加及び政策保有株式の売却を進めたこと等により、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見通しとなったため、業績予想を上方修正いたします。

  当社は、「継続的な安定配当として連結みなし当期利益※の30%以上、かつ下限は1株当たり年間55円とする」ことを基本的な配当方針としております。 ※連結みなし当期利益:連結経常利益×(1-実効税率) つきましては、上記の業績予想の上方修正に加え、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け株主のみなさまへの一層の利益還元の実現を勘案した結果、期末配当予想を1株当たり34円00銭から5円増配の39円00銭に修正することといたしました。 これにより当期の1株あたりの年間配当予想は、前回予想の68円00銭から5円増配の73円00銭となります。なお、連結みなし当期利益に対する配当性向は31.9%となる見込みです。

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