メンバーズがS高、事業領域の転換進み25年3月期利益予想を上方修正

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 メンバーズ<2130.T>がストップ高の1149円に買われている。3日の取引終了後、25年3月期単独業績予想について、営業利益を2億円から4億円(前期比9.6倍)へ、最終利益を1億5000万円から2億6000万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。

 従来の主力であったWeb運用領域の成長率が引き続き鈍化していることで売上高は232億3000万円から221億円(同8.0%増)へ下方修正したものの、UIUXデザインやプロダクト・サービス開発、データなどの専門カンパニーやPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)サービスを中心に、より高い需要が見込まれるDX領域が高い成長率を継続していることが利益を押し上げる。また、中途採用の抑制や販管費の効率化などコストコントロールを徹底していることも寄与する。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高160億2200万円(前年同期比9.9%増)、営業損益1億3900万円の赤字(前年同期5億6900万円の赤字)、最終利益9500万円の赤字(同3億8200万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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