三菱自が急落、25年3月期業績予想の下方修正をネガティブ視
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三菱自動車工業<7211.T>が急落。この日は米国によるカナダとメキシコへの関税発動時期の延期が伝わり、自動車株が総じて買われているなかで、逆行安を演じている。3日の取引終了後に25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。売上高予想はこれまでの見通しから1200億円減額して2兆7600億円(前期比1.1%減)、最終利益予想は1090億円減額して350億円(同77.4%減)に引き下げており、ネガティブ視されたようだ。卸売販売台数が想定を下回って推移する足もとの実勢に加えて、サプライヤーへの支援などインフレによる影響や経費の積み上がりなどを見込み、業績予想を見直した。4~12月期の売上高は前年同期比3.6%減の1兆9892億9100万円、最終利益は同67.7%減の332億3000万円だった。 出所:MINKABU PRESS