トヨタが5%超す下落、米政権の関税発動方針で自動車生産への影響を警戒◇

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 トヨタ自動車<7203.T>が5%を超す下落。日産自動車<7201.T>は一時10%安となるなど、自動車株への売り圧力が強まっている。トランプ米大統領が1日、カナダとメキシコからの輸入品に対し4日から25%の関税を課す大統領令に署名した。中国に対しては10%の追加関税を課す。関税強化の方針は事前に伝わっていたが、世界経済に対するマイナス影響が改めて意識され、投資家のリスク許容度が下向いた。自動車株に対してはサプライチェーンを含め生産面に与えるネガティブな影響が懸念され、売りが促された。マツダ<7261.T>やホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>も大幅安。東証の業種別指数で輸送用機器は下落率でトップとなった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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