富士通が7日続伸、国内サービスソリューション好調で第3四半期営業利益2.7倍

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 富士通<6702.T>が7日続伸している。1月31日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算で、営業利益が1252億6900万円(前年同期比2.7倍)と大幅増益となったことが好感されている。

 ドイツにおける一部低採算事業の切り離しや、ハードウェアソリューション事業における前年の国内サーバー・ストレージ大型商談の反動などがあり、売上高は2兆6214億円(同0.8%減)となったものの、DX需要やレガシーシステムを現代的なシステムへと刷新するモダナイゼーション需要の拡大を受けて国内サービスソリューション事業が好調に推移。同事業の採算性向上もあり大幅増益となった。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高を従来予想から450億円増額修正し継続事業ベースで前期比横ばいの3兆4700億円を予想。営業利益は2700億円(前期比80.8%増)を見込む。

出所:MINKABU PRESS

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