31日の米株式市場の概況、NYダウ反落 米政権の関税発動方針が重荷

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 31日の米株式市場で、NYダウは前日比337.47ドル安の4万4544.66ドルと反落。朝高後に下げに沈む展開となった。トランプ米政権がカナダやメキシコ、中国に関税を課す方針を示した。これを受けて米長期金利が上昇し、株式相場の重荷となった。

 シェブロン<CVX>が下値を模索したほか、ボーイング<BA>やナイキ<NKE>、トラベラーズ<TRV>が軟調推移。シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>が冴えない展開となり、デッカーズ・アウトドア<DECK>が大幅安となった。一方、コーニング<GLW>やキーサイト・テクノロジーズ<KEYS>、シグナ<CI>が買われ、アッヴィ<ABBV>が上伸。セレスティカ<CLS>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は54.307ポイント安の1万9627.442と反落した。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が売られ、ジェンテックス<GNTX>が急落した。一方、アルファベット<GOOG>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>、テスラ<TSLA>が買われ、ヴィアヴィ・ソリューションズ<VIAV>が高い。

出所:MINKABU PRESS

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