フリービット、今期経常を9%下方修正

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決算

 フリービット <3843> [東証P] が1月31日大引け後(16:30)に業績修正を発表。25年4月期の連結経常利益を従来予想の55億円→50億円(前期は57.5億円)に9.1%下方修正し、減益率が4.4%減→13.1%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.2億円→19.2億円(前年同期は27.4億円)に20.6%減額し、減益率が11.6%減→29.8%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高、営業利益 売上高及び営業利益につきましては、5Gインフラ支援事業、5G生活様式支援事業、企業・クリエイター5G DX支援事業の3セグメントすべてにおいて、期初予想から概ね計画通りに進捗していることから、予想数値からの修正はございません。 経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益 本日公表いたしました「ソフトバンク株式会社との資本業務提携及び第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ」及び「株式会社ギガプライズ株式(証券コード:3830)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」に係る一連の手続きを実行する上で、アドバイザリー手数料及びTOB代理人費用に加え、公開買付に係るファイナンスアレンジメント費用、各種書類の作成費用、弁護士報酬等に係る諸費用が発生する見込みであるため、業績予想の修正を行うことといたしました。 なお、本公開買付けにおける当期の連結業績への影響は些少であり、配当予想につきましては、2024年7月24日公表の1株あたり30円から変更はございません。 当社グループは、2024 年7月24 日に発表いたしました新中期経営計画『SiLK VISION 2027』に則り、“信用(Trust)”を核とした「通信生まれのweb3実装企業」となることをテーマとした「Trusted Web」(注1)構想のもと、これを支える構成要素である非中央集権型IDやブロックチェーン技術等を用いた改ざん不可能な取引等を実際に社会実装していくことを掲げ、業績の伸長を継続するとともに、通信事業に比べてよりPERが高いと考えるカテゴリー(AI、web3等)へのカテゴリーチェンジの実現を目指してまいります。 その実現に向けた事業戦略として、独自開発のレイヤ1 ブロックチェーンやEdge AI技術などを駆使したweb3/AIの社会実装をはじめ、その基盤拡大を視野に入れた「TONE IN」戦略によるモバイル事業の充実、「住宅市場」における競争力拡大のための総合的なサービスの開発・提供をグループ一体で推進していく他、5G通信の特性を活かしたIoTやUnmanned Device(無人デバイス)の拡大に向けた研究開発などにも積極的に取り組んでまいります。 当社は、この戦略の推進を加速していくためにはパートナーとの提携が不可欠であると考え、複数の候補先を検討いたしました結果、この度、ソフトバンク株式会社との資本業務提携(以下「本資本業務提携」といいます。)に至りました。そして、本資本業務提携により、株式会社ギガプライズ(以下「ギガプライズ」といいます。)の集合住宅向けインターネット接続サービスにおいても、今後のさらなる成長と当社グループ全体の企業価値の最大化を目指す上で当社の経営資源をギガプライズに柔軟に投入し、その競争優位性の向上のための抜本的施策を講じる必要があると考えております。そのためにも、現在の親子上場という資本関係を解消し、ギガプライズを非公開化することがギガプライズ及び当社の企業価値向上に資するものと判断し、本日、本資本業務提携及びギガプライズ株式の公開買付けによる非公開化を行う決議をいたしました。(注1) 内閣官房 デジタル市場競争本部が2021 年3 月に発表した「Trusted Webホワイト ペーパー ver1.0」の中で提唱される「Webで流通される情報やデータの信頼性を保証する仕組み」に関する概念のこと。特定のサービスに過度に依存せずに、データの検証及びそのデータのやり取りを検証できる領域を拡大し、Trust(信頼)を向上する仕組み

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