航空電子が急反落、携帯機器向け製品の一部終息響き第3四半期減収減益

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 日本航空電子工業<6807.T>が急反落している。29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算が、売上高1664億5300万円(前年同期比2.9%減)、営業利益114億5400万円(同0.4%減)、純利益87億2000万円(同19.1%減)と減収減益となったことが嫌気されている。

 重点市場として追加した航空・宇宙市場は防衛予算の増額を背景に堅調に推移したものの、主力のコネクタ事業で携帯機器向け製品の一部終息があったことに加えて、産業機器向けで市場低迷の影響を受けたことが響いた。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2300億円(前期比1.9%増)、営業利益170億円(同17.9%増)、純利益125億円(同2.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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