株価指数先物【昼】 売り一巡後は節目の3万9500円を回復

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比100円安の3万9490円(-0.25%)前後で推移。寄り付きは3万9260円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9270円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直後には3万9210円まで売られたがナイトセッションでつけた安値(3万9130円)は下回らず、底堅さが意識された。中盤にかけて25日移動平均線(3万9320円)を上回っての推移が続くなか、終盤に一時3万9520円まで下げ幅を縮めている。

 エヌビディアの下落の影響が警戒されていたが、アドバンテスト<6857>[東証P]が決算評価から買われたほか、東京エレクトロン<8035>[東証P]もプラス圏での推移となったことで、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせた。節目の3万9500円では強弱感が対立しやすいとみられるが、25日線を支持線としたボリンジャーバンドの+1σ(3万9830円)とのレンジが意識されてくる可能性もあり、積極的にショートに傾けるのは控えておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で14.20倍に低下した。一時14.22倍をつける場面もみられたが、200日線(14.23倍)が抵抗となる形で、NTショートによるスプレッド狙いに向かわせている。

株探ニュース

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