静甲、今期経常を一転40%増益に上方修正・30期ぶり最高益、配当も2円増額
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靜甲 <6286> [東証S] が1月29日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の9.8億円→14億円(前期は9.9億円)に42.9%上方修正し、一転して40.3%増益を見込み、一気に30期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.3億円→6.5億円(前年同期は7.2億円)に2.8倍増額し、減益率が67.8%減→9.6%減に縮小する計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の18円→20円(前期は16円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 産業機械事業において食品業界からの引き合いが増加して大型液体充填ラインの受注が伸長しました。また電機機器事業において積極的な受注活動により県内製造業向けの自動化ラインの売上が増加したことに加え、空調・設備機器で省エネ及びBCP対応の大型更新工事が堅調に推移しました。これらの結果、売上高は前回予想を上回る見込みです。利益面では、産業機械事業での受注増加による稼働率向上、及び部品販売・保守メンテナンスの堅調な推移、並びに電機器事業の増収により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。 当社は、中期経営計画(2025年3月期~2029年3月期)において、利益成長による配当額増加を中期的な配当方針として掲げ、1株当たりの配当金は年間16円を基本としつつ、中期経営計画最終年度の2029年3月期に30円への増配をめざしております。(当社中期経営計画URL https://www.seiko-co.com/ir/plan/)この配当方針に基づき、2025年3月期の期末配当につきましては、当期の業績及び財務体質等を総合的に勘案し、2024年9月18日に公表いたしました予想から1株当たり2円増配し10円とする予定です。これにより、1株当たり年間配当金は、第2四半期末配当と合わせて20円となる予定です。