日清粉Gが3日ぶり急反落、10~12月期営業18%減益を嫌気

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 日清製粉グループ本社<2002.T>が3日ぶりに急反落した。同社は28日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.5%減の6474億4100万円、営業利益は同5.8%減の394億7000万円、最終利益は同3.5%増の305億3800万円だった。10~12月期では営業利益の減益率が18%近くとなり、最終利益は8%減となった。直近の業況を嫌気した売りが優勢となったようだ。4~12月期においては、原材料や物流費、人件費の上昇が利益を圧迫する要因となった。半面、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券の売却益の計上が最終利益を押し上げた。あわせて同社は28日の終値1806円にて、770万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.59%)、取得総額154億円を上限とする立会外での自社株買いの実施を発表。29日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、770万株について、総額約139億円で買い付けを行ったと開示した。発行済み株式総数の4.50%に相当する自己株式1370万株に関しては、2月12日に消却を予定する。

出所:MINKABU PRESS

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