CREがS高カイ気配、MBO発表し1株1700円のTOB価格にサヤ寄せ◇
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シーアールイー<3458.T>がストップ高の水準となる前営業日比300円高の1614円でカイ気配となっている。28日の取引終了後、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>と住友商事<8053.T>が50%ずつ出資する三井住友ファイナンス&リースの子会社、SMFLみらいパートナーズがCREに対し、非公開化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOB価格は1株1700円で、株価はこれにサヤ寄せをする動きをみせている。 買付予定数の下限は297万7300株(所有割合10.13%)で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、CREは上場廃止となる見込み。MBO(経営陣が参画する買収)の一環で、最終的にはCREの筆頭株主である創業者の資産管理会社と、SMFLみらいパートナーズの2社が株式を保有する形とする。買付期間は1月29日から3月13日まで。発表を受け、東京証券取引所は1月28日付でCREを監理銘柄(確認中)に指定した。CREはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS