ダイハツデ、今期経常を23%上方修正・16期ぶり最高益、配当も11円増額
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ダイハツディーゼル <6023> [東証S] が1月28日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の61億円に急拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の62億円→76億円(前期は55.4億円)に22.6%上方修正し、増益率が11.8%増→37.0%増に拡大し、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31.1億円→45.1億円(前年同期は43.7億円)に45.0%増額し、一転して3.1%増益計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の39円→50円(前期は49円)に増額修正した。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の30.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.8%→12.6%に急改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期通期の業績予想数値につきましては、2024年7月29日に公表した業績予想数値に対し、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに増加の見込みです。 メンテナンス関連において想定以上の需要増加となったこと、および為替の影響等により、売上高および利益とも当初の予想を上回る見込みです。これらの理由により、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益を上記の通り、連結・個別ともに修正いたします。 当社は、ダイハツディーゼル中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」において、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目標に掲げ、達成へ向けて事業施策を推進しております。 これら中長期ビジョン達成へ向けた経営基盤の強化を図るとともに、新規事業の構築などの資金需要へ柔軟に対応しながらも、株主の皆様への還元を経営上の重要課題のひとつとして位置付け、「連結配当性向30%を目途に下限を1株当たりの配当金15円」を基本方針としております。 上記方針および最近の業績動向等を総合的に勘案した結果、2025年3月期の1株当たり期末配当予想を前回予想から11円増配し50円に修正いたします。 なお、本日別途公表いたしました「自己株式の取得および自己株式の公開買付に関するお知らせ」に基づく自己株式の公開買付けの買付予定数(6,281,200株)の買付け等が行われた場合、配当基本方針を維持した上で、2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の期末配当予想を1株当たり62円に修正する見込みです。最終的な配当金額は、取得株数に応じて決定する予定です。※上記に記載した業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。