ヤマナカ、今期経常を一転50%減益に下方修正
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ヤマナカ <8190> [名証M] が1月27日後場(13:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.8%減の1.8億円に大きく落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の12億円→4.8億円(前期は9.6億円)に60.0%下方修正し、一転して50.3%減益見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10億円→2.8億円(前年同期は5.6億円)に71.4%減額し、一転して48.6%減益計算になる。 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は700万円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.1%→-0.3%に悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期通期連結業績予想について、売上高に営業収入を加えた営業収益は、物価上昇や実質賃金の減少による節約志向のなか、当初予想を下回る見込みとなりました。利益面では、原材料高騰に伴う仕入れ価格の上昇分をすべて価格に転嫁出来なかったことにより、粗利益高を十分確保できなかったことなどから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を下回る見込みとなりました。(注)上記の予想数値は、当社が現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、多分に不確実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によって上記予想数値と異なる結果となる場合があります。