アドテスト、ディスコなど波乱含みの下げ、中国新興AI企業の高性能モデルに思惑錯綜◇
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アドバンテスト<6857.T>が8%を超える急落、ディスコ<6146.T>も3日続落と下値模索の動きを強めている。トランプ米大統領が米国での巨額AIインフラ投資を発表し、日本からはソフトバンクグループ<9984.T>がそのプロジェクトの主導的なポジションを担うことが注目されているほか、生成AI用半導体に照準を合わせるアドテストやディスコには追い風環境が見込まれている。しかし、一方で中国のAI新興企業が開発したDeepSeek(高性能オープンソース型モデル)のコストパフォーマンスの高さが話題となっており、米エヌビディア<NVDA>のGPUの需要減退につながるとの見方も浮上している。当面はAI用半導体関連で買われた銘柄群に逆風が意識されやすく、きょうは米株価指数先物(ナスダック100先物)の値動きなどを横にらみに神経質な地合いが想定される。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS