配当利回り“4%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕30社選出 <成長株特集>
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昨年スタートした新しい少額投資非課税制度(NISA)や東京証券取引所による低PBR企業に対する改善要請などを背景に、高配当利回り株への関心が高まっている。本特集では、配当利回りが高水準で、かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業に注目してみた。 今回は「配当利回り“4%超”の【最高益】リスト」の第1弾(1月19日配信)、第2弾(1月23日配信)に続くシリーズ第3弾として、第1弾を配信した19日時点の時価総額が50億円以上150億円未満の銘柄を対象に、(1)本決算月にかかわらず今期の配当利回りが4%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす30社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。 なかでも、長期間にわたって減配していない企業は、減配リスクが少なく今後も安定した配当が期待される。ティア <2485> [東証S]、オリコン <4800> [東証S]、フォーバルテレコム <9445> [東証S]、毎日コムネット <8908> [東証S]、明豊ファシリティワークス <1717> [東証S]、オルバヘルスケアホールディングス <2689> [東証S]は前期まで10期以上も配当を減らしていない。 また、PBRが理論上の解散価値である1倍を下回っている、アーバネットコーポレーション <3242> [東証S]、あかつき本社 <8737> [東証S]、南総通運 <9034> [東証S]、ウイルプラスホールディングス <3538> [東証S]、翻訳センター <2483> [東証S]は、株主還元策のさらなる強化が期待できる銘柄として注目したい。 年間配当 ┌ 今期計画 ┐ コード 銘柄名 利回り 増益率 経常益 PBR 決算期 <7343> Bマインド 5.47 9.3 825 2.20 25. 3 <2410> キャリアデザ 5.37 21.7 1750 2.35 25. 9 <9264> ポエック 5.07 133 1000 1.62 25. 8 <3300> アンビDX 5.02 23.7 3101 2.14 25. 6 <3242> アーバネット 5.01 1.0 2450 0.95 25. 6 <8737> あかつき本社 4.93 10.1 4200 0.81 25. 3 <1430> 1stコーポ 4.91 68.8 2400 1.12 25. 5 <6888> アクモス 4.88 6.1 700 1.75 25. 6 <7781> 平山 4.84 14.6 1336 1.77 25. 6 <3497> LeTech 4.78 10.1 1221 1.17 25. 7 <9034> 南総通運 4.78 2.9 2004 0.47 25. 3 <9709> NCS&A 4.69 8.6 1910 1.05 25. 3 <2485> ティア 4.63 16.3 1445 1.19 25. 9 <3538> ウイルプラス 4.53 59.6 2488 0.90 25. 6 <4800> オリコン 4.46 7.7 1710 2.02 25. 3 <7686> カクヤスG 4.45 2.5 2950 3.05 25. 3 <9558> ジャパニアス 4.43 10.6 1130 2.95 25.11 <9445> フォーバルT 4.38 9.1 1100 2.49 25. 3 <8908> 毎コムネット 4.33 2.3 2270 1.07 25. 5 <1717> 明豊ファシリ 4.25 4.7 1120 2.04 25. 3 <6554> エスユーエス 4.24 25.6 1080 2.04 25. 9 <7374> コンフインタ 4.23 22.7 1401 1.76 25. 3 <3963> シンクロ 4.18 21.6 1260 2.32 25. 3 <7377> DNHD 4.11 25.8 2500 1.09 25. 6 <9275> ナルミヤ 4.08 12.4 2329 1.98 25. 2 <5533> エリッツHD 4.07 8.5 1051 1.22 25. 9 <2180> サニーサイド 4.04 10.6 1660 2.09 25. 6 <4320> CEHD 4.04 30.0 1500 1.36 25. 9 <2483> 翻訳センター 4.03 15.1 1080 0.99 25. 3 <2689> オルバヘルス 4.00 0.4 2253 1.07 25. 6 ※経常利益の単位は百万円。過去最高益は同一会計基準内が対象。 ※配当の連続性は株式分割・株式併合を考慮した修正配当を採用。 株探ニュース