石油資源やENEOSは軟調、トランプ米大統領が産油国に原油引き下げを要求◇
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石油資源開発<1662.T>やENEOSホールディングス<5020.T>は軟調。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の3月限が前日比0.82ドル安の1バレル=74.62ドルと下落した。トランプ米大統領は23日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)にオンラインで参加し、産油国で構成される石油輸出国機構(OPEC)に原油価格の引き下げを求める意向を示した。高水準の原油価格が、ロシアによるウクライナへの戦争継続を可能にしている、との認識も述べた。同大統領は、「国家エネルギー非常事態」を宣言し、米国内での石油増産を進める姿勢を鮮明としており、足もとでの原油価格の先安観が強まっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS