ニデックが大幅反落、第3四半期最終利益は6.7%減

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 ニデック<6594.T>が大幅反落している。23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算で、純利益が1346億1500万円(前年同期比6.7%減)と減益で着地したことが嫌気されている。売上高・営業利益は過去最高を記録したが、為替差損や法人所得税費用が増えたことが利益を圧迫した。

 売上高は1兆9459億円(前年同期比11.5%増)、営業利益は1755億3600万円(同5.0%増)となった。HDD向け精密小型モーターが回復したことに加えて、急成長しているAIデータセンター向け水冷モジュールが好調。ステランティス<STLA>との合弁会社であるニデックPSAイーモーターズの連結化も寄与した。また、HDDモーターの製品ミックスの改善や高付加価値の水冷モジュールの伸長なども増益に貢献した。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆5000億円(前期比6.5%増)、営業利益2400億円(同48.3%増)、純利益1850億円(同48.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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