米外為市場サマリー:トランプ米大統領の利下げ要求を受け一時155円70銭台に軟化

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為替

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円05銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円54銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高だった。

 この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数は22万3000件となり、前の週から6000件増加したことを受けてドル売り・円買いが先行した。その後、トランプ米大統領が世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)のオンライン演説で、金利の即時引き下げを要求すると主張したことが伝わると更にドル売りが活発化。ドル円相場は155円75銭まで軟化したあとは下げ渋る動きとなったが、日銀が24日まで開く金融政策決定会合の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0415ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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