話題株ピックアップ【夕刊】(2):オークワ、ノリタケ、CKサンエツ
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■オークワ <8217> 787円 +13 円 (+1.7%) 本日終値 オークワ<8217>がしっかり。同社は21日の取引終了後、自己株式330万株(発行済み株式総数の7.29%に相当)を2月14日に消却すると発表した。再放出による潜在的な需給悪化リスクが後退したとの受け止めから買いが入ったようだ。消却後の発行済み株式総数は4193万7297株となる。 ■ノリタケ <5331> 3,785円 +50 円 (+1.3%) 本日終値 ノリタケ<5331>が4日続伸。21日の取引終了後、自社株65万1300株(発行済み株数の2.19%)を3月10日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は2903万4398株となる。 ■CKサンエツ <5757> 3,910円 +40 円 (+1.0%) 本日終値 CKサンエツ<5757>が3日続伸。21日の取引終了後、伸銅品の製造及び販売を行う三谷伸銅(京都市南区)の株式を4月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。両社の生産技術やノウハウを相互活用することで生産性を向上させるほか、小ロットの生産品種について製品の双方向のOEM生産などにより生産拠点を集約することで量産効果を発揮するだけでなく、設備投資の重複を避けることで減価償却費の負担を軽減することが可能になると判断した。また、原料及び副資材の共同購買を行うことによる原価低減も期待できるとしている。取得価額は26億円。なお、同件による25年3月期業績への影響は軽微としている。 ■フリー <4478> 2,967円 +30 円 (+1.0%) 本日終値 フリー<4478>が反発。21日の取引終了後、クラウド連結会計ソフト「結/YUI」を提供するYUI(東京都千代田区)の全株式を1月31日付で取得して子会社化し、3月16日をメドに吸収合併すると発表しており、好材料視された。子会社を持つスモールビジネス向けにクラウド連結会計サービスを提供し、フリーが持つ顧客基盤を生かしつつ更なる売り上げ拡大を図るのが狙い。取得価額は非開示。なお同件による25年6月期業績への影響は軽微としている。 ■学情 <2301> 2,173円 +19 円 (+0.9%) 本日終値 学情<2301>が反発。この日、高卒・第2新卒の転職をサポートする「Re就活ユース」を今春ローンチすると発表しており、好材料視された。 「Re就活ユース」は、10代や20代前半の高卒者を中心とした高卒・第2新卒の転職希望者と企業のマッチングを実現する転職サイト。「Re就活」の知名度やブランド力を生かしたサービス展開を通じて、売り上げ成長を図るとしている。 ■ダイト <4577> 2,056円 +5 円 (+0.2%) 本日終値 ダイト<4577>は反発。21日の取引終了後、中国国家薬品監督管理局(NMPA)から疼痛治療剤「普瑞巴林膠?(プレガバリンカプセル)」の承認を取得したと発表しており、好材料視された。今回の承認取得は、同社グループが中国で取得した初の製剤承認であると同時に、同社の調べでは日本のCDMO(医薬品開発製造受託機関)が中国市場向けのジェネリック製剤の承認を取得し、中国国内の自社工場で製造・販売する初の事例になるとしている。なお、25年5月期業績への影響は軽微としている。 ■FPパートナー <7388> 2,277円 -167 円 (-6.8%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ FPパートナー<7388>が3日ぶりに急反落した。SBI証券は21日、FPパートナの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。目標株価は4000円から2500円に減額修正している。営業社員数の伸びが同証券の想定を下回っていると指摘。生命保険の保障型平準払い保険の販売件数なども伸び悩んでおり、今後の利益成長率は鈍化するとの見方を示す。同証券はFPパートナの26年11月期営業利益予想をこれまでの88億7000万円から66億3200万円に引き下げた。 ■西松屋チェーン <7545> 2,230円 -31 円 (-1.4%) 本日終値 西松屋チェーン<7545>は反落。21日の取引終了後に発表した1月度(24年12月21日~25年1月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比3.0%増と3カ月連続で前年実績を上回ったものの、12月の同9.3%増から伸び率が鈍化しており、これが嫌気されたようだ。気温の低い日が多かったことから、冬物衣料の売り上げが好調だった。また、育児・服飾雑貨の売り上げも伸長した。なお、全店売上高は同6.5%増だった。 株探ニュース