外為サマリー:156円00銭近辺へ上昇、米国がメキシコとカナダへ関税検討と報道
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21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円01銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円67銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。 ドル円は、東京市場の朝方にかけては軟調に推移。米国では20日にトランプ米大統領の就任式が行われたが、就任初日は追加関税を見送る方針と伝わったことから、インフレ警戒感が後退しドル安・円高が進行。午前9時20分過ぎに154円89銭を付けた。ただ、その後、トランプ氏は「メキシコとカナダからの輸入品に最大25%の関税を2月1日までに課す方針」と発言したとの報道を受け、午前9時50分以降にドル買い・円売りが強まり156円近辺へ値を上げた。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0362ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS