エフテックがV字リバウンド、ホンダ系自部品会社でPBRは会社解散価値の5分の1◇
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エフテック<7212.T>が3連騰。昨年12月下旬に急動意をみせ、613円の高値をつけた後は急な調整を強いられたが、目先筋の売り物が切れV字リバウンドに転じている。ホンダ<7267.T>と日産自動車<7201.T>の経営統合に向けた協議が進められるなか、ホールディング会社設立に際し、ホンダ主導の構造改革が進むことが想定されている。そのなか、ホンダ系列で足回り部品を手掛け、業績も好調な同社は、課題となる電気自動車(EV)戦略の推進などでもキーカンパニーの1社となり得る。自動車業界再編の動きが顕在化するなか、自動車部品会社の共通項とはいえ低PBRが際立っていることもポイント。同社のPBRは会社解散価値の5分の1に相当する0.2倍弱と極めて割安圏に位置していることから、再評価余地が意識されているもようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS