<動意株・20日>(大引け)=エレメンツ、トリプルアイ、アドウェイズなど
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ELEMENTS<5246.T>=ストップ高。同社はきょう、グループのLiquidが手掛けるオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数が6000万件を突破したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。「LIQUID eKYC」は、本人確認書類の撮影もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証(JPKI)を活用した方式により本人確認をオンラインで完結するサービス。マイナンバーカードや運転免許証のICチップを活用した本人確認の累計件数は1年で1.8倍増と伸長し、累計件数では1400万件を超えている。 トリプルアイズ<5026.T>=大幅続伸。きょう、自社のアルコールチェック記録・管理サービス「アルろく for LINE WORKS」について、SB C&S(東京都港区)とダイワボウ情報システム(大阪市北区)が販売を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。「アルろく for LINE WORKS」は、アルコールチェックや運転日誌の記録を「LINE WORKS」上で実現する人工知能(AI)顔認証付きクラウドアルコールチェックサービス。AI技術だけでなく、WOFF(トークメッセージなどからシームレスに立ち上がるAPI連携のミニアプリを開発できるもの)を活用し、「LINE WORKS」上のトークルーム内やホームから「アルろく for LINE WORKS」を立ち上げ、シームレスに必要情報を入力する仕組みを取り入れ、管理者側もスマホ上で確認・承認作業を可能とする機能を追加することにより、ユーザーの使いやすさが考慮されている。 アドウェイズ<2489.T>=後場強含む。同社は20日、子会社のADWAYS DEEEがBIPROGY<8056.T>と業務連携し、ライブコマース支援サービスの提供を開始したと発表。株価の支援材料となったようだ。ライブ視聴から購入までその場で完結できるサービス「Live kit」を活用。ライブコマースの導入に向けた技術サポートからマーケティング支援までを包括的に支援する。 ギフティ<4449.T>=3日続伸。同社は17日、企業が取引先や顧客、従業員に対して関係性構築・関係性強化を目的として感謝の気持ちを表すために贈るギフトである「Corporate Gift(コーポレートギフト)」領域でPeopleX(東京都渋谷区)との協業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。第1弾の取り組みとして、ギフティが展開するギフトプランニングのプロフェッショナルチーム「STUDIO GIFTEE(スタジオ ギフティ)」と、PeopleXが展開する社員向けエンゲージメントギフトサービス「PeopleGift」が共同開発した「ウェルカムボックス」(企業が新入社員に贈るオリジナルデザインのロゴ入りアイテムをパッケージ化したもの)を提供。両社は「ウェルカムボックス」における協業を皮切りに、中長期的に「コーポレートギフト」領域での幅広い連携を検討するとしている。 第一三共<4568.T>=物色の矛先向かい急伸。同社は17日、乳がん治療薬「ダトロウェイ」について、米食品医薬品局(FDA)により承認されたと発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。英製薬大手のアストラゼネカ<AZN>と共同で開発した治療薬で、米国ではおよそ2週間後に処方箋を通じて入手できるようになるという。 サカタのタネ<1377.T>=頑強。前週15日に急伸をみせたあと上昇一服となっていたが、きょうは改めて買いを引き寄せている。前週末17日取引終了後、同社は発行済み株式数(自己株式を除く)の1.59%にあたる70万株、金額ベースで25億円を上限とする自社株買いを実施することを発表した。資本効率の向上や1株当たり株式価値向上に加え、株式需給の改善効果なども見込まれる。前週14日には米国の固定資産売却を背景に25年5月期最終利益見通しを従来予想の80億円から90億円に引き上げ、ポジティブ材料視された経緯がある。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS