外為サマリー:機械受注の強い結果を受け156円00銭を下回る
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20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円98銭前後と前週末の午後5時時点に比べて40銭弱のドル高・円安となっている。 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円30銭前後と前日に比べて1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標で米経済の底堅さが示されたことなどを手掛かりに一時156円37銭まで上伸した。 この流れを受けた東京市場もドル買い・円売りが先行し、午前8時20分ごろには156円58銭をつける場面があった。ただ、トランプ氏の米大統領就任式を日本時間21日未明に控えて積極的には動きにくく、ドルは買い一巡後に伸び悩み。内閣府が朝方発表した11月の機械受注統計が強い結果となったことが円買いにつながっている面もあるようで、午前9時50分すぎには156円00銭を下回った。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0286ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円45銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS