米外為市場サマリー:米経済の底堅さを支えに156円30銭台に上伸

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為替

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円30銭前後と前日に比べて1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円56銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に発表された24年12月の米住宅着工件数が市場予想を上回ったほか、12月の米鉱工業生産が市場予想以上に伸びたことで、米経済が底堅さを保っているとの見方からドル買い・円売りが先行した。加えて、国際通貨基金(IMF)が米国の25年の成長率見通しを従来の2.2%から2.7%に引き上げたことや、米クリーブランド地区連銀のハマック総裁が「インフレが依然として問題」と積極的な利下げに慎重な姿勢を示したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時156円37銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0273ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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