サムコは大幅高、薄膜形成技術をコアに業績ピーク更新が続き目先買い戻しで株高誘導
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サムコ<6387.T>が全般悪地合いの間隙を縫って大幅高、一時6%超の上昇でフシ目の3000円台を回復した。化合物半導体分野の研究開発型企業として高度な技術力に定評があり、特に薄膜形成技術をコアとする製品で業界他社と一線を画す。プラズマCVD装置やALD装置、ドライエッチング装置(ICPエッチング装置)、ドライ洗浄装置などで実力をいかんなく発揮している。業績は売上高、利益ともに過去最高更新が続いており、25年7月期は売上高が前期比16%増の95億円、営業利益が同10%増の22億2000万円といずれも2ケタ成長が予想されている。株式需給面では貸株市場を経由した空売りが高水準であり、足もとその買い戻しが株高を後押ししているもようだ。 出所:MINKABU PRESS