外為サマリー:一時154円90銭台に軟化、米金利低下と日銀利上げ観測が影響
投稿:
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円19銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭程度のドル安・円高となっている。 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円16銭前後と前日に比べて1円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のハト派発言が伝えられると、米長期金利の低下とともにドルが売られ一時155円10銭まで軟化した。 日米金利差の縮小が意識されるなか、この日の東京市場もドル売り・円買いが優勢。日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの見方が強まっていることも影響しているようだ。日経平均株価が反落していることからリスク選好的なドル買い・円売りは入りにくく、午前9時50分ごろには154円98銭をつける場面があった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0304ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円92銭前後と同90銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS