みずほFGなど銀行株が後場に強含む、植田日銀総裁の発言受け長期金利が一段と上昇◇

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 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が前日比で3%を超す上昇。後場に強含みで推移している。日銀の植田和男総裁が15日、全国地方銀行協会の賀詞交歓会であいさつを行い、23~24日の金融政策決定会合で、利上げを行うか議論するとの考えを示した。発言自体は前日の氷見野良三副総裁が神奈川県金融経済懇談会で述べたものを踏襲した内容ではあるが、金融市場では来週の決定会合において、日銀が利上げに踏み切る可能性が意識され、円債市場で新発10年債利回り(長期金利)は1.255%まで上昇。2011年4月以来の高水準をつけた。金融政策を反映しやすい新発2年債の利回りは08年10月以来の水準に上昇している。金利上昇を受けて株式市場では銀行株に買い向かう姿勢が鮮明となっている。地銀株ではめぶきフィナンシャルグループ<7167.T>や武蔵野銀行<8336.T>、名古屋銀行<8522.T>などの上げが目立つ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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