ALiNK、今期経常を2.7倍上方修正
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ALiNKインターネット <7077> [東証G] が1月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期非連結比2.7%増の7600万円となった。 併せて、通期の同利益を従来予想の2700万円→7300万円に2.7倍上方修正した。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2900万円の赤字→1700万円の黒字に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比11.1%増の2000万円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の11.5%→5.9%に大幅低下した。 ※今期から連結決算に移行。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年2月期の売上高につきまして、tenki.jp事業における天気予報専門メディア「tenki.jp」のPV数は、当初の想定どおりに推移しております。一方で、PV当たり広告単価について、当初、Google社のWebブラウザのChromeにおける3rd Party Cookieの利用廃止の影響を保守的に考慮しておりましたが、2024年7月に撤回されたこともあり、前年同期の水準を維持することができております。また、その他の事業における太陽光コンサルティング事業において、太陽光発電設備の常時保有量を当初計画よりも増加したことから、太陽光発電設備から得られる売電収が、想定を上回る結果となる見込みです。 費用面につきましては、新たな収益事業の構築に向けた先行投資や「tenki.jp」の認知度向上を企図したブランディングを実施し、また、連結決算におきましては、株式会社エンバウンドの株式を取得したため、取得関連費用やのれんの償却額が生じておりますが、コスト管理を徹底したことで当初の想定よりも発生額を抑制することができる見通しとなりました。 これらの結果、連結業績、個別業績ともに、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純利益は、それぞれ前回公表の業績予想を上回る見込みとなり ました。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想とは異なる可能性があります。