新年、10万円で買える好業績・高利回り【スタンダード】編 <新春特別企画>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証スタンダード上場企業では824銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が増益を見込み、かつ配当利回りが3.5%以上の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が50億円以上、(3)今期経常利益が増益、(4)配当利回りが3.5%以上、(5)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる35社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは12月30日現在) なお、4日(土)に配信した「新年、10万円で買える好業績・高利回り【プライム】編」も併せてご覧ください。 最低投資 ┌ 経常利益┐ 配当 コード 銘柄 金額 増益率 今期 利回り PBR <7795> KYORIT 16600 5.3 1600 4.22 0.42 <1840> 土屋HD 22100 212 580 4.52 0.43 <1853> 森組 30500 0.7 1040 4.59 0.71 <7247> ミクニ 33000 10.7 3500 4.24 0.29 <8127> ヤマトインタ 34900 29.9 500 4.58 0.41 <8135> ゼット 37000 17.5 1200 4.86 0.52 <6165> パンチ 40000 5.6 1500 4.87 0.54 <7702> JMS 43700 176 400 3.89 0.26 <8289> オリンピック 46400 1959 1050 4.31 0.42 <3512> フエルト 48700 35.7 900 4.11 0.44 <4620> 藤倉化 50800 8.3 2000 3.54 0.37 <7987> ナカバヤシ 52000 145 2460 4.23 0.52 <6778> アルチザ 54000 731 374 3.70 0.75 <7872> エステール 60300 131 700 4.48 0.53 <7539> アイナボHD 67700 2.9 2550 3.55 0.63 <7561> ハークスレイ 69800 10.1 2850 3.72 0.53 <8563> 大東銀 73400 0.4 1900 4.09 0.26 <7871> フクビ 74100 0.6 2130 3.51 0.40 <3447> 信和 74400 129 1494 4.30 0.66 <3293> アズマハウス 74800 11.3 1070 4.68 0.36 <3551> ダイニック 74800 24.3 1850 4.01 0.25 <9872> 北恵 77100 0.4 1100 3.63 0.52 <8904> アバンティア 79400 118 2000 4.79 0.41 <5356> 美濃窯 81600 8.9 1600 3.92 0.60 <7636> ハンズマン 82100 43.3 1565 3.65 0.65 <2344> 平安レイ 83000 8.7 1916 3.98 0.47 <7087> ウイルテック 83000 78.2 720 4.82 0.69 <7297> カーメイト 83400 151 807 3.60 0.39 <1768> ソネック 84400 5.4 334 3.55 0.72 <5237> ノザワ 86100 8.4 2100 4.07 0.50 <7875> 竹田iP 86900 28.8 1200 3.80 0.42 <8940> インテリクス 86900 95.4 1186 3.91 0.56 <3951> 朝日印刷 88600 16.2 2700 4.29 0.56 <7435> ナ・デックス 90000 17.1 1420 3.67 0.40 <7670> オーウエル 92500 11.4 1350 3.78 0.45 ※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、利回り、増益率が%、PBRが倍。 株探ニュース