三越伊勢丹が急騰、中国富裕層向け10年観光ビザ新設で百貨店株が物色人気化◇
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三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が急騰。高島屋<8233.T>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が買われ、百貨店株が物色人気化している。日本時間25日午後4時30分から約1時間10分の間、岩屋毅外相と中国の王毅外相らが参加する第2回日中ハイレベル人的・文化交流対話が実施された。中国が日本人に対する短期滞在ビザの免除措置を再開したことを受けて、ハイレベル対話のなかで日本側は中国人に対する観光に関するビザ緩和措置の実施を決めたと表明。10年間有効の観光ビザの新設が打ち出された。富裕層を念頭に発給するとみられる10年観光ビザにより、国内百貨店などで中国人による消費活動が活発化するとの思惑が広がり、買いが集まったようだ。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>やマツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>なども上昇している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS