19日の米株式市場の概況、NYダウ11日ぶり反発 自律反発狙いの買いも上値抑制

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 19日の米株式市場では、NYダウが前日比15.37ドル高の4万2342.24ドルと11日ぶり反発。前日まで50年ぶりとなる10営業日連続安となっており、自律反発狙いの買いが入った。ただ米長期金利の上昇が全体相場の重荷となったほか、業績見通しがコンセンサスに届かなかったマイクロン・テクノロジー<MU>が大幅安となり、半導体株の一角に売りが膨らんだ。

 ボーイング<BA>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、JPモルガン・チェース<JPM>が上伸。ビザ<V>とスリーエム<MMM>が堅調に推移し、センチネルワン<S>がしっかり。アクセンチュア<ACN>は大幅高となった。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>とホーム・デポ<HD>、シェブロン<CVX>が軟調。レナー<LEN>とワージントン・スチール<WS>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は19.925ポイント安の1万9372.768と小幅に3日続落。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やブロードコム<AVGO>、ラム・リサーチ<LRCX>が売られ、テスラ<TSLA>が冴えない展開。バーテックス・ファーマシューティカルズ<VRTX>が急落した。一方、アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>、エヌビディア<NVDA>が買われ、ズーム・コミュニケーションズ<ZM>が株価水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

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