ビリングシス、今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も9.5円増額

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決算

 ビリングシステム <3623> [東証G] が12月19日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の4.8億円→6.1億円(前期は4.6億円)に25.6%上方修正し、増益率が5.4%増→32.3%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→3億円(前年同期は3億円)に67.9%増額し、一転して1.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→21.5円(前期は12円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結) 主に個別業績予想の修正に伴う影響に伴い、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について、それぞれ修正するものであります。(個別) 円安の継続や日経平均株価の上昇基調が続いたことなど、株価・為替相場の変動が大きかったことから、クイック入金サービスの取次件数は通期にわたり堅調に推移しております。 また、スマホマルチ決済サービスの「Wechat Pay」や「Alipay+」は円安等の影響により訪日外国人数が過去最高を更新し、インバウンド需要が着実に回復していることなどから売上高が期初計画を大幅に上回って推移しております。 その他、スマホ決済サービス PayB や収納代行サービスも取扱件数が期初計画を上回り順調に伸長していることから 2024 年 12 月期通期業績予想につきまして、売上高、経常利益、当期純利益を、それぞれ修正するものであります。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つであると認識しており、利益配分につきましては、経営成績及び財政状態を見ながら、また一方で将来に備えた内部留保充実の必要性を勘案し、安定性の上に業績連動を加味した株主還元を実施することを基本方針としております。具体的には、連結配当性向 35%を基準としつつ、短期的な利益変動の大きな局面においても連結株主資本配当率(DOE)3%を目安として配当を行うこととしております。上記方針のもと、通期連結業績予想の修正を踏まえ、2024 年 12 月期の1株当たりの期末配当予想を前回予想から 9 円 50 銭増配し 21 円 50 銭に修正することにいたしました。(注)上記の業績予想及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づ   き作成したものであり、実際の業績及び配当額は、今後様々な要因により予想数値と異   なる可能性があります。

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