東邦鉛が大幅に7日続落、第三者割当増資に伴う希薄化を警戒◇

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 東邦亜鉛<5707.T>が大幅に7日続落した。同社は18日の取引終了後、投資ファンドであるアドバンテッジパートナーズ(東京都港区)などを割当先として優先株・劣後株を発行すると公表した。業績悪化に伴い、亜鉛製錬事業の主要設備の停止と金属リサイクル事業への再編、希望退職者の募集などによる経営再建に乗り出す方針を示した。株式市場では、第三者割当増資に伴う潜在的な1株利益の希薄化を警戒した売りが膨らんだようだ。

 アドバンテッジパートナーズのファンドに対して30億円の優先株を発行し割り当てる。また、同ファンドに約40億円、辰巳商会(大阪市港区)に5億円の劣後株を発行。資本面での支援を仰ぐほか、阪和興業<8078.T>と業務提携し事業支援も受ける。潜在的な希薄化率は最大で約299.8%となる。

 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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