メガバンクは売り買い交錯、米金利上昇は運用環境にポジティブで日銀決定会合待ちの状況に◇

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 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>のメガバンク3社は、全体地合い悪に流されいずれも売り優勢で始まったものの、その後は下げ渋り前日終値近辺で売り買いを交錯させている。前日に開示されたFOMCの結果は、FRBが0.25%の利下げを決めたものの、来年の金融政策に関してはタカ派的な文脈が目立った。米長期金利は4.5%台まで急上昇しており、これを受けて米国事業を展開するメガバンクにとって運用環境の改善をポジティブ視する動きが出た。また、きょう結果が発表される日銀の金融政策決定会合で日銀が金利据え置きとするのか、追加利上げに踏み切るのかは依然として見極めにくい状況にあるが、足もとの円安進行を背景に利上げする可能性も残されているだけに、一部でショートポジションの巻き戻しを誘っているもよう。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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