八洲電機、今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

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決算

 八洲電機 <3153> [東証P] が12月18日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の47億円→53億円(前期は40.1億円)に12.8%上方修正し、増益率が16.9%増→31.9%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40億円→46億円(前年同期は30.4億円)に15.0%増額し、増益率が31.6%増→51.4%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→36円(前期は28円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループは、お客様の経営課題を把握し、エンジニアリングとグループ連携によって最適なソリューションを提案し、お客様の課題解決に取組んでおります。 当連結会計年度においては、2024年9月18日に連結業績予想を公表いたしましたが、第3四半期以降、一部の受変電設備更新工事において工期延期等はあったものの、プラント事業における石油・化学分野の半導体製造に関連する企業の電源設備付帯工事案件が追加となり、また、産業・設備事業における公共関連の電気設備工事案件や交通事業における受変電設備工事案件などの収益性向上により、連結業績が予想を上回る見込みとなりました。 その結果、売上高は665億円(前年比2.5%増)、営業利益は52億円(前年比33.5%増)、経常利益は53億円(前年比31.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億円(前年比43.0%増)となる見込みであり、業績予想を修正いたします。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元と内部留保の充実を総合的に勘案し、収益性、成長性、企業体質の強化を考慮しつつ、安定的な配当の継続維持を基本方針としております。 2025年3月期の期末配当については、業績及び財務状態を総合的に検討した結果、2024年5月15日に公表しておりました配当予想の普通配当32円を、4円増額し36円へ、配当予想を修正いたします。 なお、当社は定款の定めに基づき、剰余金の配当については取締役会の決議により決定されますので、配当は2025年5月開催予定の取締役会にて決定する予定です。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。

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