アドテストや東エレクが軟調推移、米バイデン政権「中国製半導体への貿易調査を数日以内に開始」と伝わる◇

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 アドバンテスト<6857.T>が続落している。前日に機関投資家による大口の売り観測が広がった。キオクシアホールディングス<285A.T>の新規上場を控えた換金売りもかさんだとみられている。キオクシアは18日、公開価格を15円下回る1440円で初値を形成した。前日の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が1.6%安となったことも相まって、半導体関連株は地合い悪のうちにあったが、日本時間18日早朝に米ブルームバーグ通信が、「バイデン米政権は今後数日以内に中国製半導体に対する貿易調査を開始する」と報道。半導体株に対する慎重姿勢を強める方向に作用し、アドテスト株に対して買い持ち高を圧縮する目的の売りが続いたようだ。東京エレクトロン<8035.T>も冴えない展開となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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