米外為市場サマリー:米経済指標の悪化を受け一時153円10銭台に軟化

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為替

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円46銭前後と前日に比べて70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円00銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高だった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を18日に控えるなか、持ち高調整を目的としたドル売り・円買いが入りやすかった。この日に公表された11月の米小売売上高が市場予想を上回る伸びを示したことが好感される場面もあったが、自動車を除いた小売売上高は市場予想を下回ったことからドル買いは続かず。その後に公表された11月の米鉱工業生産指数が市場予想に反して低下したことも影響し、ドル円相場は一時153円16銭まで軟化した。一方、ドイツIfo経済研究所が発表した12月のドイツ企業景況感指数が前月から悪化したことなどを背景にユーロも軟調な動きだった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0491ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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