外為サマリー:154円10銭近辺で膠着、FOMC控え手控えムード

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為替

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円13銭前後と前日午後5時時点に比べ63銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円91銭前後と同68銭強のユーロ高・円安で推移している。

 米11月総合購買担当者景気指数(PMI)が56.6と11月(54.9)から上昇したことを背景に、米国景気の底堅さを意識したドル買い・円売りが午前中に広がった。17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%幅の利下げが決まるというのがコンセンサスとなっているが、来年1月以降の利下げペースが鈍化する可能性が意識された。国内企業による実需のドル買い需要も相まって、ドル円相場は一時154円30銭台まで上伸した。その後は持ち高調整目的の売買が主体となり、153円80銭近辺まで下げる場面もあった。全般的にFOMCや、18~19日に開かれる日銀の金融政策決定会合を見極めたいとのムードは強く、積極的な売買は手控えられた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0505ドル前後と同0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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